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Posted by あしたさぬき.JP at

2018年08月20日

奈良県土佐町で出会ったレアなまこちゃんは末端冷え性のお洒落さん♪

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


朝夕がだいぶん涼しくなりましたね(*´ω`*)

前回は、高取城登山と山城探索のことを書きました☆

今日は、高取城の城下町「土佐町」で見たレアなまこちゃんをご紹介します☆


レアなまこちゃんが居たのは、現在は、旧藩主植村氏の居宅で、
旧高取藩主筆頭家老屋敷ピカピカ
奈良県の重要文化財に指定されている長屋門です☆
珍しいなまこちゃんに出会えたのも納得(゜o゜)!!


これまでも古民家のなまこ壁についてご紹介してきましたが、




土佐町で見たなまこちゃんは、さぬきでは見かけないレアなまこちゃんです\(^o^)/


その名も「四つ釘なまこ」
末端冷え性の腰巻ちゃんですね☆

なまこの目地は、「馬乗目地」という縦の目地が真直ぐになっておらず、ズレているもの。
なまこ目地で囲まれた瓦部分に、四つ漆喰のポッチリがあります。
これが、「四つ釘」と呼ばれる部分です。


岡山の倉敷では、中央に1つポッチリがある「1本釘打ち」が、
兵庫県の室津や、山口県の萩では隅に四つと中央に1つポッチリがある「5本釘打ち」が見られます。

土佐町で見たのは、四隅に4つのポッチリピカピカ
この漆喰ポッチリ、何のためにあるかというと、
瓦が落ちるのを防ぐ為にあります。

瓦を土壁に貼り、目地を漆喰で固めただけでは瓦が落ちてしまうので困ったなぁ~となり、その改良法として生み出されたなまこ壁☆
瓦に穴を開け、竹釘や大釘で壁に瓦を留め、その釘の頭を漆喰で塗ったものです(^^)
なまこ壁の歴史上の大革命です☆

この釘を使った改良版なまこ壁は、漆喰で釘を隠すのみにとどまらず、様々な紋様なまこちゃんを生み出すきっかけにもなるんですピカピカ
(お花型とか、七宝文様とか、色んなデザインがあるんですよ(*´ω`*) )

レアなまこちゃんと記念撮影(´艸`*)
登山前の完全装備はご了承ください(/ω\)

なまこちゃんの発展歴史も面白いので、色んな全国のなまこちゃん写真を収集してご紹介したいです(^^)♪


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㈲谷野設計
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