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Posted by あしたさぬき.JP at

2016年04月25日

伝統構法の耐震性-屋根瓦と小屋組みについて

こんにちは☆
谷野設計の谷野です(*'ω'*)
お読みいただき、ありがとうございます☆




伝統構法で、地震が起こった際に、瓦屋根では、屋根上の瓦と土が落ちることで最終的に荷重が抜けて倒壊を防ぎます。
茅葺などの植物性屋根の場合は、叉首組(さすぐみ)という構造(合掌造りのことです)で居室のある下部と小屋組みの上部構造が分断されることにより「やじろべえ」のようにバランスをとり、制振作用が働くようになっています。



しかし、耐力壁などで補強を行った場合、揺れの幅が少なくなるので同時に屋根の軽量化を図る必要が出ます。
揺れ幅が少なくなると、建物の変形による振動の吸収が行えなくなり、少ない振動振幅で倒壊に至ってしまうからです。
これは、現在の在来軸組み工法と伝統構法の違いによるもので、
「柔構造」である伝統構法は、在来軸組み工法のおよそ2倍の許容変形角を持っている(大きな振動の振幅が倒壊までに許容される)ため、
耐力壁を設けると、柔構造の性能を落としてしまうことになります。





また、伝統構法で上の写真のように上屋と下屋がある場合、小屋梁が上屋と下屋でレベルが異なっているものが多く、
耐震補強の際には特に注意が必要です。
柱と梁がどのような構造を造っているかで、下屋に耐力壁などの補強をしても耐震的な効果が得られない為です。
木材同士の組み方や、全体の構成を理解したうえで、耐力壁が有効かどうか、また有効に働く場所はどこかを判断しなければいけません。


古い建物だから心配、瓦屋根だから不安、といった方は、
耐震性の診断相談や、ご自身の建物にあった耐震改修についての相談などお気軽にご連絡ください。

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古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp
  


Posted by 谷野設計 at 23:16Comments(4)日本建築豆知識屋根

2016年04月20日

耐震診断のお問合せについて

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です。
お読みいただき、有難うございます。


耐震診断についてのお問い合わせが増えています。
最近の報道で、四国の地震も懸念されている影響もあるのかもしれません。

熊本の状況にも心が痛みますが、専門家として今出来ることを考えた結果、
広く建物と住まう人の安全を守るための情報をできる限り発信していこうと思います。


耐震の基準を満たしているかどうかは、昭和56年に改正された「新耐震基準」に適合しているかどうかが判断基準となります。
昭和56年以前に建てられた建物に関しては、耐震性を調べる必要があります。

特に、昭和25年~昭和56年の建物については、耐震性に不安のある建物です。
この時代は、建築基準法の制定により、伝統構法から「在来工法」へと偏移したのですが、外来の工法には地震に対する概念が入っておらず、震災が起きる毎に改正を行い現在まで至っています。

また、昭和25年以前~昭和40年の建物は、現在と構造の異なる「伝統構法」で建てられていたり、
増改築により、伝統構法と在来工法が混在した「混構造」の建物が多く、より専門的な耐震診断が必要になります。


・土台が腐っている
・床が軋む音がする
・壁が少ない、続き間が多い
・屋根に土が乗っている・瓦のズレがある
・外壁にひび割れがある

といった点に心当たりがあるお宅は、早めにご相談ください。

耐震についてのご質問などお寄せいただければ、こちらのブログでも発信していきたいと思います。

古民家唯一のインスペクションを行える古民家鑑定士と一級建築士が、家とご家族の安全を専門家としてアドバイスさせて頂きます。

下記の耐震診断に関する記事も参考になさってください。

2016/04/06
古民家の耐震診断は古民家専用の耐震診断が必要
こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)古い住宅では、建てる工法によりリフォーム(改修工事)の方法が変わります。コンクリート製の基礎が無い、伝統構法で建てられた建物か?…



2015/11/10
伝統構法の耐震診断は現在の耐震診断とは違います
こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)ハロウィンが過ぎると、クリスマスの飾りが急に増えて一気に年の瀬が近くに感じるようになりましたね。高知での「古民家耐震…


2015/12/02
伝統構法と在来工法の耐震リフォーム
こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)伝統構法と在来工法が混在する建物の耐震リフォームを行っています。古い古民家では、よく増築などで混在する場合があります。今回は、…




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Posted by 谷野設計 at 16:29Comments(0)お知らせ

2016年04月19日

熊本地震で被災された皆様へお見舞い申し上げます

平成28年4月14日に発生した、熊本地震災害で亡くなった方々にお悔やみと
罹災された方々に、お見舞い申し上げます。

思えば、「阪神淡路大震災」後に、神戸市内にボランティア活動で行った時のことが
思い出されます。
テレビ等の画面ではわからない、”被災地の被害ひどさ”と”災害に遭われた方々の焦燥感”

狭い路地に建物が倒壊して塞いだガレキの上を、おばあさんが小さな女の子の手を引き
朝の炊き出しに来る姿を見たとき、思わず目頭が熱くなったのは、一生忘れることができない光景です。
優先すべきこと

建物を建てるには、様々な要素があります。
その中でも、最優先すべきは「住む人や建物を使用する人への安全性」です。
カッコいいデザインや安ければいいと言うものではないと思います。

また、「建物の安全性」については、専門のプロに任せることとなります。
そんなプロとしての「責任感」を持ち、これからも仕事を通して社会に貢献してゆきたいと思います。

一級建築士・谷野行範



この度の大震災で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

3.11の東日本大震災の当時水戸で住んでいた時の状況を思い起こしました。
ライフラインがいつ復旧するのかも分からず、どこに避難したら安全かも分からず、大きな亀裂の入ったアパートで余震に怯えていました。

現在も、同じような状況で不安な生活を送られている方が大勢いらっしゃると思います。
先ずは、ご自身と周りの方の身の安全を第一にお過ごしください。
一日も早くライフラインが整うことを切に願っております。

谷野友香


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Posted by 谷野設計 at 16:50Comments(0)日々のあれこれ

2016年04月14日

桃とよく似た形の「宝珠(ほうじゅ)」の意味

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(*'ω'*)
お読みいただき、有難うございます☆


前回の桃の瓦に続いて、
今回は桃とよく形が似ている「宝珠(ほうじゅ)」の瓦のご紹介☆

形は桃に似ているのですが、桃の瓦が悪霊を払うという意味に対し、
宝珠(ほうじゅ)は、「様々な願いを叶える」という招福の縁起物として飾られます。


書写山・圓教寺の磨尼殿(まにでん)向拝の屋根にある宝珠の瓦。
こちらは、宝珠の周りに火焔が施された「火焔宝珠(かえんほうじゅ)」です。


寒川町徳勝寺の庫裡(くり)屋根にある宝珠の瓦。

こちらは、瓦ではないですが、平城京の復元の際に、屋根の大棟の中央に取り付けられた宝珠形飾りのレプリカです。
遣隋使が、宝珠を屋根に飾るという文化を持ち帰り、古くは西大寺薬師金堂にも屋根に宝珠を飾りとして載せられていたことが分かっています。


屋根以外にも、橋や、階段の手すり、廻り縁の高欄などに取り付けられているものも多いです。
このようなものは、宝珠を模したものという意味で「擬宝珠(ぎぼし)」と区別して呼ばれることもあります。


宝珠は、お寺の屋根には特に良く見られるので、是非探してみてください☆

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Posted by 谷野設計 at 23:24Comments(0)お寺の探訪記その他史跡巡り屋根

2016年04月13日

桃の瓦の意味とおまじない

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(*'ω'*)
お読みいただき、有難うございます☆


以前、
2015/09/30
瓦の文様に秘められたおまじない
でもご紹介しましたが、瓦には魔よけや火伏せ、招福などの想いが込められています。

今回は、瓦の桃について☆



大阪城の「金明水井戸屋形」の留蓋瓦の桃。
留蓋瓦についてはこちら

京都の繁盛社の屋根にあった桃


桃には古来から魔よけの力があるとされていて、城や神社、民家にも桃の装飾瓦が使われています。

「古事記」にある、イザナギノミコトが、亡くなった妻イザナミノミコトに会いに行った帰り、黄泉(よみ)の国から逃げ帰る際に、追ってきた黄泉の悪霊たちに桃を投げつけて撃退したという逸話から、桃には悪霊を追い払う力があるという謂れが出来たようです。

「雛祭り」に桃の花を飾るのも、邪気をはらう霊木として崇拝されてきた証ですね。

因みに、桃とよく似た「宝珠」も瓦装飾に使われるのですが、それはまた次回
で、ご紹介したいと思います☆


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2016年04月12日

桜門・巴瓦の輪違い文様-淡路島護国寺

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です。
お読みいただき、有難うございます(*^-^*)


桜が咲き始めたころに、母と二人で淡路島の七福神めぐりに行ってきました☆

そのうちの一つが、布袋尊の祀ってある「護国寺(ごこくじ)」



門は鮮やかな朱の桜門です。
桜門は、2階建てで1階部分に屋根の無い門で、2階部分に高欄付きの回縁があるものを言います。
こちらは、3間一戸の形式で、2階部分には火灯窓が見えます。


鐘つき堂と桜。

布袋さんの像☆

こちらは、本堂です。
丸瓦と平瓦で葺かれた本瓦葺きの屋根です。
向拝部分は、寺社建築に良く見られる「縋る破風(すがるはふ)」という、本屋根の軒先が突出した片流れの破風になっています。
巴瓦という、丸瓦の先端を止める瓦の瓦当は、輪違いの文様でした。


輪違いの文様は、平安時代の絵巻物にも多く登場する2つもしくは2つ以上の輪が交錯する紋様です。
2つの輪は、金剛界と胎蔵界を表すとされ、金剛界は智の世界で、胎蔵界は理の世界で、二つの世界の調和を意味するそうです。
輪違い紋は、大和の長谷寺の寺紋として有名です。
輪違い紋を使用した武家としては、室町幕府を開いた足利尊氏の右腕として活躍した高師直など高一族や、
淡路洲本藩主で豊臣秀吉の家臣として活躍した脇坂氏などがあります。

でも、高野山真言宗の桐・巴紋でなく、庇護を受けていた武家の家紋でもなく輪違い紋を護国寺が寺紋としているのか興味深いです☆
次回行った際には住職に伺えたらいいなあ~(*'ω'*)

巴瓦には家紋や商号、寺院名などが入っているものが多いのですが、文様が型押しされた瓦当(がとう)は昔、書の手本とされるなど重宝されました。

巴瓦に注目することで、寺院や家のルーツ、その地方の歴史が分かることもあるので面白いです☆

ちなみに、朝早く出発したおかげで、参拝一番乗りでした☆

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Posted by 谷野設計 at 14:02Comments(0)お寺の探訪記屋根

2016年04月11日

武田神社のお守りを頂きました♪

こんにちは☆
谷野設計の谷野です。
お読みいただき、有難うございます(*^-^*)



先週の木曜日、素敵なお守りを頂きました☆
戦国最強といわれた武将、武田信玄公の祀られている武田神社のお守りです♪

1年間通ったセミナーの成果発表と卒業式で、特別賞として頂きました(*'ω'*)
セミナーの講師の先生が、戦国武将に詳しく、各地を巡っておられるのですが武田神社に先日行かれた際に購入してくださったそうです。

お守りの裏には「風林火山」の文字。
お守りの入っていた封筒には
「人は城 人は石垣 人は堀  情けは味方  仇は敵なり」という信玄公の名言が。

人の和こそ最大の武器であり、楯であるという信玄公の信念が現れた言葉です。

頂いたお守りと一緒に人の和を大切に新年度も頑張っていこうと思います☆


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Posted by 谷野設計 at 18:02Comments(0)日々のあれこれ

2016年04月06日

古民家の耐震診断は古民家専用の耐震診断が必要

こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。
さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の
工事も頼める設計屋さん
谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)



古い住宅では、建てる工法によりリフォーム(改修工事)の方法が変わります。

コンクリート製の基礎が無い、伝統構法で建てられた建物か?
コンクリート製の基礎と土台がある、在来工法であるか?

以上の区別により、地震時の対策が異なってくるため、同じような耐震補強工事では
それぞれの建て方に対応が出来ません。

現在の耐震診断は、昭和56年6月以前にたてられた、在来木軸組工法には
有効でも、コンクリート製の基礎の無い伝統構法の建物には対応ができません。

なぜなら、在来木軸工法は耐力壁により地震時の揺れに耐えることを求めます。
それに対して、伝統構法は地震時の揺れを建物にそのまま伝えることなく、
揺れをいなす(揺れを少なくして、木材のめり込みを想定)する建て方だからです。

その性質上、在来木軸工法は建物の傾き角度が少なくても、倒壊の危険性が増してきます。
それに比べて、伝統構法の建物は建物の傾きに余裕があり、上記在来工法に比べても
建物の粘り強くなっています。

実際、今回行った200年程経過したお寺の庫裏の改修工事においても、柱が傾き、
また、柱と差し鴨居の継手には柱に鴨居のめり込みが見受けられました。
それでも、伝統構法の耐震性能を調べる「動的耐震診断」では、安全性があるとの
診断結果が出ていました。

このように、今の耐震診断基準では、倒壊の危険性があると診断された建物でも
日本古来からある伝統構法の建物は、十分に改修工事を行えば、
より耐震性能を向上させ、更に快適に過ごせる住宅に蘇る事ができます。

古民家の耐震性に不安のある方は、お気軽にご相談ください。

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Posted by 谷野設計 at 18:14Comments(0)工事の様子

2016年04月04日

釘隠し(唄金物・饅頭金物・乳金物)特集

こんにちは☆
さぬき市、谷野設計の谷野です(*'ω'*)
お読みいただき、有難うございます☆

以前、「釘隠し」のことを記事に書きましたが、その後集めたいくつかの釘隠しをご紹介します☆


お寺の門の屋根に見つけた釘隠し。
屋根を支える垂木(たるき)という斜めに伸びた角材にあります。ぽちっと黒い部分がそうです。

拡大した写真がこちら↑。
釘隠しには、唄(ばい)、饅頭金物、乳(ちち)金物という別名がありますが、こちらは確かに「饅頭」に見えますね☆


上の写真は、お寺の門についている釘隠し。
お寺の門やお城の門に良く見かけますね☆
こちらは、乳房状に見えることから「乳金物」という呼ばれ方が一般的です。
現在は乳金物のある門を多く見かけられますが、昔は格式のあるお寺のみに使用が制限されていたようです。
乳金物の数が、お寺の格式を表し、数が多いほど格式が高いとも言われています。



こちらもお寺の門で見つけた釘隠しです。
とてもシンプルな形ですね。



こちらは、古民家で見つけた釘隠しです。
長押(なげし)に打ってありました。六葉形の釘隠しです。



上の二つの写真は、出雲大社拝殿の釘隠しです。
一般の』釘隠しに比べ、かなり大きいです。


こちらは、武家屋敷の門です。
ポチポチと丸い突起が見えると思います。
シンプルな丸い形の釘隠しです。


注意してみると、様々な古い建物で釘隠しを見ることが出来ます。
江戸時代以降、鶴や亀、松、梅など、変わった形の釘隠しも出現しているのですが、まだ実際に出会ったことがありません( ;∀;)
まだまだ探訪することが沢山あって楽しみです♪


2016/02/15
釘隠し(くぎかくし)
こんにちは☆さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の学芸員・谷野友香です(^^)お読みいただき、有難うございます。古い建物に見られる釘隠し。長押(なげし)や扉に打った大釘の頭を隠すための化粧金具を「釘隠し」と言います。古くは木製が多く、元々は…




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