2016年06月13日
蔵のなまこ壁―四半張り(たすき掛け)
こんにちは☆
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
なまこ壁とは、外壁の腰廻りなどに平瓦を張り付け、目地を漆喰でかまぼこ形に盛り上げて納める仕上げ方法のこと。
その形が、なまこに似ていることから名付けられました。
土壁の雨掛かりの部分の保護と耐久性を上げるためのものですが、同時に外壁のデザインとしても使われます。
土蔵によく見られる「なまこ壁」。
土蔵は、火災による延焼防止のために、軒の出が短くなっています。
そのために水に弱い漆喰壁に雨が当たってしまいます。
そこで耐水性に優れた瓦を張って保護したのが、なまこ壁のはじまりです。
瓦は、貫(ぬき)に釘で止める方法と、荒壁面に粘土を用いて張り付けるものとがあります。
目地の塗り工程は、漆喰で瓦の目地を塞ぐ下塗り、砂漆喰を盛り上げて塗る中塗り、漆喰で丸く仕上げる上塗りの3工程があります。

写真のなまこ壁は、「四半(しはん)張り」という目地の張り方。
なまこ漆喰を斜めに掛けることから「たすき掛け」とも呼ばれます。
斜めに張ることで、目地の水はけをよくしています。また、×の紋様から、泥棒除けのおまじないの意味もあると考えられています。
なまこ壁は、江戸時代に武家屋敷から始まったとされていますが、この斜めに張るのは、なまこ壁では比較的新しい形式です。
手間のかかるなまこ壁は、財力の証でもありました。
年代や地方によって、なまこ壁の目地パターンは異なり、種類も豊富です。
日本の建築物は、住む人・造る人・住む場所によって、趣向が凝らされ発展してきたことの表れですね。
建物の様々な場所に、そこに住む人や地域の歴史と、職人さんの仕事への想いが詰まっているんだなあと感じます☆
************************
古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
なまこ壁とは、外壁の腰廻りなどに平瓦を張り付け、目地を漆喰でかまぼこ形に盛り上げて納める仕上げ方法のこと。
その形が、なまこに似ていることから名付けられました。
土壁の雨掛かりの部分の保護と耐久性を上げるためのものですが、同時に外壁のデザインとしても使われます。
土蔵によく見られる「なまこ壁」。
土蔵は、火災による延焼防止のために、軒の出が短くなっています。
そのために水に弱い漆喰壁に雨が当たってしまいます。
そこで耐水性に優れた瓦を張って保護したのが、なまこ壁のはじまりです。
瓦は、貫(ぬき)に釘で止める方法と、荒壁面に粘土を用いて張り付けるものとがあります。
目地の塗り工程は、漆喰で瓦の目地を塞ぐ下塗り、砂漆喰を盛り上げて塗る中塗り、漆喰で丸く仕上げる上塗りの3工程があります。
写真のなまこ壁は、「四半(しはん)張り」という目地の張り方。
なまこ漆喰を斜めに掛けることから「たすき掛け」とも呼ばれます。
斜めに張ることで、目地の水はけをよくしています。また、×の紋様から、泥棒除けのおまじないの意味もあると考えられています。
なまこ壁は、江戸時代に武家屋敷から始まったとされていますが、この斜めに張るのは、なまこ壁では比較的新しい形式です。
手間のかかるなまこ壁は、財力の証でもありました。
年代や地方によって、なまこ壁の目地パターンは異なり、種類も豊富です。
日本の建築物は、住む人・造る人・住む場所によって、趣向が凝らされ発展してきたことの表れですね。
建物の様々な場所に、そこに住む人や地域の歴史と、職人さんの仕事への想いが詰まっているんだなあと感じます☆
2017/01/06
こんにちは☆さぬき市谷野設計の谷野です(^^)お読みいただき、有難うございます。その形が、なまこに似ていることから名付けられたなまこ壁。漆喰の白と瓦の黒とのコントラストがとても綺麗です☆なまこ壁の役割と、四半張りという目地について以前ご紹介しました。今日は、なまこ壁の位置に注目します(…
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古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
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