2015年11月10日

伝統構法の耐震診断は現在の耐震診断とは違います

こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。
さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門」の工事も頼める設計屋さん
谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)


ハロウィンが過ぎると、クリスマスの飾りが急に増えて一気に年の瀬が近くに感じるようになりましたね。

高知での「古民家耐震診断」。
建物は江戸末期に建てられたもので100年以上経過した民家です。
時代に合わせ一部改修した痕跡が見受けられました。
伝統構法の耐震診断は現在の耐震診断とは違います
現在の建物と違い、伝統構法で建てられた家は、耐震の考え方が異なるため、
現在行われている耐震診断とは方法も異なり、正しい安全性を確認するためには伝統構法独自の耐震診断が必要です。

しかし、伝統構法の建て方やその改修の仕方などは、一級建築士でも勉強する機会が無く、
専門の勉強をしない限りは知らない方がほとんどです。
そのため、耐震診断も改修の仕方も分からないまま「取り壊して建替え」を勧められます。
耐震補強も現在の耐力壁を造る方法では、間違っているからです。


今回は、「一般社団法人 伝統構法耐震評価機関」が行う「早稲田式動的耐震診断」の実際を学んできました。

私を含め、県外からの参加者も多く、高知大学の先生も研究室の学生を連れてきていました。

地域の特色ある古い建物を残すことは、地域の建築文化を残し、日本古来からの職人や技術者の知恵と文化を継承していくことに繋がると思います。

12月には寒川町のお寺の庫裡(くり)にて伝統構法の耐震診断を行う予定です。
これから楽しみです(^^♪

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古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp


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