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Posted by あしたさぬき.JP at

2016年03月22日

屋根裏部屋―讃州井筒屋敷

こんにちは☆
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


じつは、私「屋根裏部屋」に憧れがあり、小さい頃から屋根裏部屋が登場するアニメが好きでした☆
今でも、建物に屋根裏部屋がありそうだとワクワクします(*^-^*)
引田の讃州井筒屋敷では、屋根裏部屋を見ることが出来ました♪

外から1階部分の庇の上に虫籠窓や、格子窓が見えると、あの奥はどうなっているのかと気になります。

早速、屋根裏の部屋に続く階段を上ってみました。

階段の横壁に溝のあるのが見えますか?
これは、引き戸の為の溝です。

階段の開口部を塞ぐための水平引戸がありました☆
松江城でも、水平引戸をご紹介しましたが、お城の引戸は防衛が目的ですが、古民家の引戸は階段の部分の開口空間を有効に使ったり、冷気の遮断などの効果があります。

個人的には、隠れ家を見つけたような、ワクワク感が増幅されました♪




天井の張っていない屋根裏部屋の好きなところは、小屋組みがよく見えるところです。
太い木材が組みあげられている様子に安心感というか、なんとなく落ち着きます(*^-^*)

探訪当日は、ひな祭りの展示の最中だったので、お人形が屋根裏にもありました。
本当は、室内の写真を撮りたかったのですが、薄暗い室内と人形の周りだけライトアップされているのが、ちょっと怖くなりまして…
(お人形は可愛かったんですけど(´・ω・`) )

そして、屋根裏から外を見てみよう☆
窓の内側には、障子の引戸がはめ込まれています。

障子を開けると、格子窓。格子窓の外側には網が張られていました。

1階の屋根がすぐ目の前に見えます。
以外と視野が広いことに驚きました。

日本の屋根の特徴である深い軒が、窓を雨から守っている様子も、窓から外を見ると良く分かりました。

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Posted by 谷野設計 at 09:27Comments(0)古民家探訪