2016年07月29日
茶室の水屋と瓢箪(ひょうたん)のデザイン―渡邊邸孤月庵
こんにちは☆
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
本日は、渡邊邸「孤月庵」の水屋(みずや)をご紹介します。

水屋(みずや)とは、茶事の準備や後終いをする場所です。


取っ手は瓢箪(ひさご=ひょうたん)。

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古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
本日は、渡邊邸「孤月庵」の水屋(みずや)をご紹介します。
水屋(みずや)とは、茶事の準備や後終いをする場所です。
水屋では、それぞれの茶事に合わせて茶事を整えます。これを「水屋壮り(みずやかざり)」といいます。
床に竹の簀(す)の子を敷いてあります。 これは、千利休の師であった「武野紹鷗(じょうおう)氏の時代の水屋に見られます。
弟子である千利休の頃には、水屋棚という通り棚や釣棚が整いました。
見上げると、天袋があります。
天井は、石畳編みの網代張り天井となっています。

水屋横にある物入れ。
戸は絹紬(きぬしけ)でしょうか。
荒糸が独特の光沢を生んでいて、とても綺麗でした。
取っ手は瓢箪(ひさご=ひょうたん)。
古くから縁起が良いとされ、茶室にも用いられることの多い瓢箪。
三つ揃うと「三拍(瓢)子(さんびょうし)」。
六つ揃うと「無病(六瓢)息災(むびょうそくさい)」。
言葉をかけて、凝った茶室では遊び心ある隠れ?瓢箪(ひょうたん)があったりします。
もう一つ見つけた瓢箪。
私は2つしか見つけられませんでしたが、(取っ手で2つありましたが、こういう場合数に入れていいのか(._.)?迷います。。。)
他にも見つけたら、是非教えてください☆
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