2017年02月06日

大切な人に知らせてほしい「地震は心配。でも他に直すとこあるし」という方へー耐震への想い

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


今日は、風が強いですね。
事務所前のため池に来ている渡り鳥が、強風の中、頑張って泳いでます。
たくましい☆
前回は、お寺と一般家庭で違う畳の敷き方とその訳を書きました。


先日、勉強会で、香川の耐震診断の補助金の話になりました。
耐震診断の補助金の枠が広がったことが、全国でも話題になっているそうです。

香川にいると、みんなもう知っているだろうと思っていたのですが、まだまだ耐震診断や、県の補助について知らない方も多いのかもしれないなと感じました。


「地震は心配だけど、そっちよりも今は直したいところあるし」
「地震が来たらきたで、壊れてもしょうがない。今さら耐震性高めても」
という方も多いのかもしれません。


香川では幸いなことに、しばらく大きい地震が起きていません。
なので、「地震」に対して、「起きたらどうしよう」という漠然とした不安があっても、それよりも快適な家にする方が先決なのかも・・・


地震に対して、対策しましょう!と弊社ではこれまで勉強会やセミナーなどを行って来ました。
それは、社長と私、それぞれに地震被害に体験を通しての想いがあるからです。


社長は、阪神淡路大震災の時、被災地に出向き炊き出しなどのボランティア活動をしていました。
そこで、見た被災者の方の家がなくなって憔悴した様子を見て、「家を建てる者として、胸が締め付けられる思いがした。」
といつも言っています。


私はというと、東日本大震災の際に、水戸で地震に合いました。
ライフラインが途絶え、壁に大きな亀裂が入った家で1日に何度も来る余震が怖くて、公民館で寝泊まりさせてもらったりしました。
連絡が取れない間、離れている家族にもとても心配をかけました。
情報が入ってくるようになると、沢山の方がもっとひどい状況だと分かり、「これくらいで被災したなんて言えない。帰る場所があるだけいい」
と思いました。
家が無くなったという話を沢山耳にするのは、本当にとても苦しいです。



『快適さはもちろん大事。それ以前に、安全安心を当たり前に、最大限に守ること』
現場見学会など、建物の構造などを公開しているのも、そういった想いがあります。


地震で家を失った方を目の当たりにしたからこそ、同じような思いをする人をつくりたくない。


いつ来るか分からない地震だから、いつ来ても大丈夫なように対策してほしいと思います。

大切な人を安心させてあげられるなら、
「とりあえず安心かどうかだけでもみてみよか」 「補助金おりるならしてみよっか」でいいと思うんです。
安全だと分かったら、ご家族も友達も安心できる。


ご自分の為にも、大切に思っている周りの人のためにも、家の安全性を考えてみてください。
心配な人がいたら、教えてあげてください。
私たちの想いです。

弊社はもちろん、さぬき市や香川県のでも相談窓口があります。
さぬき市都市計画課:電話:087-894-1113
香川県住宅課(耐震相談窓口)電話:087-832-3584



************************
古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp


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