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Posted by あしたさぬき.JP at

2015年12月22日

お寺の庫裏、伝統構法の耐震診断

こんにちは⭐️

土曜日はお寺の庫裏の耐震診断をしました。



150年ほど前に建てられた建物です。
お寺の歴史自体はもっと古いのですが、現在の場所に移されたのが150年ほど前とのこと。

壁や天井、床を撤去したので、構造材がよく見えます。



土間の部分と、梁の上に振動を感知する機械を設置し、振動がどのように建物に伝わるかを測定します。
振動の伝わり方を何度か測定して平均値をとる耐震診断の方法です。

一般的に行われている在来工法の耐震診断とは、測定の観点が異なるため、伝統構法専門の耐震診断が必要になります。伝統構法の建物では、柔構造で建物がある程度の揺れ幅があることが重要です。
その為、揺れ幅がどの程度あるかを測定する必要があります。
揺れすぎても、揺れなさ過ぎてもダメなんです☆

測定したデータをもとに、伝統構法にあった耐震補強を行っていきます。

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Posted by 谷野設計 at 12:01Comments(0)工事の様子日々のあれこれ