2015年12月01日
木材の適材適所
こんにちは☆お読みいただき、有難うございます。
さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の
工事も頼める設計屋さん
谷野設計の一級建築士・谷野行範です(^^)
お読みいただき、有難うございます。

今回は、住宅建築に使う木材についてお話ししたいと思います。
建築に使う木材は、何種類かありますが、使われる部位によって木材の特徴を
生かして使う事が必要です。
例えば、湿気や水分が掛かりやすいところでは、木自体が油分の多い腐り難い木材を使うとか、荷重の掛かる所では、木の密度の高いものを使うなどされています。
また、建築年代によっても、その時代に多用される木材も変わって来ました。
柱に使われる木材の代表的なものは、杉、桧が今は一般的ですね。
他にも接着剤の進化によって、集成材もあります。
過去には、栂材や米栂が柱に多用された時期もありますが、今は栂材が少ないため逆に高価になっているようです。
柱の中でも、桧や欅(ケヤキ)は、切り倒してから木材強度が100年も上昇し、木の成長年数を経て徐々に強度が低下してゆくそうです。
欅(ケヤキ)は高価であり、柱として使われるのは、寺院とか鐘楼などの建造物が多く民家では稀だと思います。
桧(ヒノキ)は、今でも住宅に使われますが、杉材よりかは高価です。
和室などの柱を見せて、年が経つと柱の中から脂分がしみ出て、光沢を持つようになります。
杉の柱柱は黒ずんで来ますが、ヒノキの柱は淡いあめ色の光沢が出てきます。
杉の柱は、植林の影響もあり柱として安価に手に入ります。
杉材は昔から木材として、柱や板材など又家具にも使われ、馴染みのある材料ですね。
加工もし易く、温かみのある材料です。
土台は、床下の湿度や白蟻の被害防止を考えて、水に強い又白蟻が嫌う木材を使用します。
例えば、桧や欅、栗などで、硬い木材で白蟻の嫌いな香りを持つ材料を使います。
木材の種類と経年の特性を知って、適材適所で使用することで、木造の住宅は長持ちし、また木造ならではの味が出てきます。
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古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp
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今回は、住宅建築に使う木材についてお話ししたいと思います。
建築に使う木材は、何種類かありますが、使われる部位によって木材の特徴を
生かして使う事が必要です。
例えば、湿気や水分が掛かりやすいところでは、木自体が油分の多い腐り難い木材を使うとか、荷重の掛かる所では、木の密度の高いものを使うなどされています。
また、建築年代によっても、その時代に多用される木材も変わって来ました。
柱に使われる木材の代表的なものは、杉、桧が今は一般的ですね。
他にも接着剤の進化によって、集成材もあります。
過去には、栂材や米栂が柱に多用された時期もありますが、今は栂材が少ないため逆に高価になっているようです。
柱の中でも、桧や欅(ケヤキ)は、切り倒してから木材強度が100年も上昇し、木の成長年数を経て徐々に強度が低下してゆくそうです。
欅(ケヤキ)は高価であり、柱として使われるのは、寺院とか鐘楼などの建造物が多く民家では稀だと思います。
桧(ヒノキ)は、今でも住宅に使われますが、杉材よりかは高価です。
和室などの柱を見せて、年が経つと柱の中から脂分がしみ出て、光沢を持つようになります。
杉の柱柱は黒ずんで来ますが、ヒノキの柱は淡いあめ色の光沢が出てきます。
杉の柱は、植林の影響もあり柱として安価に手に入ります。
杉材は昔から木材として、柱や板材など又家具にも使われ、馴染みのある材料ですね。
加工もし易く、温かみのある材料です。
土台は、床下の湿度や白蟻の被害防止を考えて、水に強い又白蟻が嫌う木材を使用します。
例えば、桧や欅、栗などで、硬い木材で白蟻の嫌いな香りを持つ材料を使います。
木材の種類と経年の特性を知って、適材適所で使用することで、木造の住宅は長持ちし、また木造ならではの味が出てきます。
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