2016年08月17日
高山の七夕と、馬頭絵馬市
こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
高山では、8/7に七夕まつりが開催されます。高山では、伝統行事をすべて旧暦のまま行われています。
8/5.6に訪れたので、七夕の飾りがあちらこちらで見られました。



街並みを散策していると、何か騒がしい神社を発見



鳥居前のスピーカーからも「山桜神社の絵馬市云々~」と流れています。
もしや、この神社が有名な絵馬市の神社?!



工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
香川県さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。
高山では、8/7に七夕まつりが開催されます。高山では、伝統行事をすべて旧暦のまま行われています。
8/5.6に訪れたので、七夕の飾りがあちらこちらで見られました。
街並みを散策していると、何か騒がしい神社を発見
鳥居前のスピーカーからも「山桜神社の絵馬市云々~」と流れています。
もしや、この神社が有名な絵馬市の神社?!
たまたまでしたが、高山に行く日程のタイミングが良かった(*'ω'*)


「1千万両!」とか「2千万両!」という声が飛び交っています。。。
一体いくらなんだ??
高山の絵馬市では、百円=百万両、千円=千万両 と「松倉相場」と呼ばれる相場に言い換えて取引されます。
昼間はゆっくりと見られなかったので、夜の散策で地元のガイドの方に案内して頂きました。

写真では薄暗くて見えづらいですが、向拝部分の屋根を支える向拝柱と虹梁(横材)の部分が鳥居を模っていて面白かったです。
馬の画が沢山ありました。紙絵馬です。
絵馬(えま)と聞くと、木の札に馬が描いてあり願い事を書くというのが一般的ですが、高山ではその板絵馬は最近まで無かったそうです。
和紙に描かれた紙絵馬を絵馬といって、馬が家の中に駆け込むように飾ると家に福を舞い込むそうです。
この山桜神社と馬にはとても深い縁があります。
昔、山桜という名馬がいました。
高山の殿様・金森頼直が乗っていた馬です。江戸の大火の際には、主君頼直を乗せて、江戸城の百間堀を飛び越え、主君の窮地を救ったと伝えられています。
その山桜が祀られている神社が、こちらの山桜神社です。
当初は、山桜の頭骨がそのまま置いてあった為、地元の人の間では「馬頭様(ばとうさま)」の愛称で親しまれています。
石畳の参道沿いに、「馬頭組」という提灯がずらっと並んでいます。
高山の街並みは、家屋が数センチの感覚で建てられ、火災に弱い町です。その為に、江戸時代馬頭組という火消し組みが出来ました。
馬頭組が出来てから、高山には66か所も火消し組みが出来ました。
火消し組みが使った道具の中に、一本はしごというのがあります。
上の写真の提灯の下にある、一本の柱に見えるものがそれです。
高山は碁盤の目になっていて、通りが狭いく、そんなところに火災の際、66か所もある火消し組みが一斉に出るので、一本の柱を担いで駆け込み、現場で梯子になるようになっています。
この一本はしごにも、飛騨の匠の技術が見て取れます。
高山の街並みや、歴史の中で培われてきた名工の技術が至る所に残されているんですね☆
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Posted by 谷野設計 at 16:17│Comments(0)
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