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Posted by あしたさぬき.JP at

2016年07月30日

着物で適塾探訪♪

こんにちは⭐️
谷野設計の谷野です(^-^)

先日、大阪の適塾に行ってきました⭐️


勉強会でいつもお世話になっている会社の感謝祭の一環で、スタッフの方が案内してくださいました。


私は、夏着物で探訪♪
外はとてつもなく暑かったのですが、着物の方が涼しいような気がしました。
浴衣より、断然夏着物の方が、暑さが和らぎますね。
夏に着物は初めてだったので、新しい発見でした(^-^)

中庭を囲む部屋の意匠なども素晴らしく、風通りも気持ち良くて、猛暑の日とは思えない心地よさでした(^-^)

内部の見所も、またご紹介しますね⭐️

最近、ブログの記事が追いついてないですが( ´∩ω∩` )  


2016年07月29日

茶室の水屋と瓢箪(ひょうたん)のデザイン―渡邊邸孤月庵

こんにちは☆

谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


本日は、渡邊邸「孤月庵」の水屋(みずや)をご紹介します。



水屋(みずや)とは、茶事の準備や後終いをする場所です。
水屋では、それぞれの茶事に合わせて茶事を整えます。これを「水屋壮り(みずやかざり)」といいます。

床に竹の簀(す)の子を敷いてあります。 これは、千利休の師であった「武野紹鷗(じょうおう)氏の時代の水屋に見られます。
弟子である千利休の頃には、水屋棚という通り棚や釣棚が整いました。


見上げると、天袋があります。
天井は、石畳編みの網代張り天井となっています。
水屋横にある物入れ。
戸は絹紬(きぬしけ)でしょうか。
荒糸が独特の光沢を生んでいて、とても綺麗でした。

取っ手は瓢箪(ひさご=ひょうたん)。

古くから縁起が良いとされ、茶室にも用いられることの多い瓢箪。

三つ揃うと「三拍(瓢)子(さんびょうし)」。
六つ揃うと「無病(六瓢)息災(むびょうそくさい)」。

言葉をかけて、凝った茶室では遊び心ある隠れ?瓢箪(ひょうたん)があったりします。
もう一つ見つけた瓢箪。

私は2つしか見つけられませんでしたが、(取っ手で2つありましたが、こういう場合数に入れていいのか(._.)?迷います。。。)
他にも見つけたら、是非教えてください☆



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㈲谷野設計
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Posted by 谷野設計 at 17:00Comments(0)日本建築豆知識古民家探訪天井茶室

2016年07月28日

渡邊邸の茶室「孤月庵」内部の建具特集

こんにちは☆

谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。

今回は、渡邊邸の茶室「孤月庵」内部に使用されている建具の特集☆

上の写真は、点前座を写したものです。
下がり壁にある、格子を組んだ開口部は「下地窓(したじまど)」と言います。
下地窓とは、葭(よし)を1~5本程度の本数を変えて、縦・横にバランスよく組みあげた後、所々に藤蔓(ふじつる)を絡ませて作ります。
葭の本数や、格子の間隔など、約束事や制約が少ないため、様々なデザインがあります。

こちらの下地窓は、少し縦長の開口で、真ん中より少し上に葭を5本横に組み、それ以外は、1・2本を組み合わせてあります。
あえて、アンバランスに組んだ格子が、奥の壁に柔らかなシルエットを映しているのも、風情がありますね☆


点前座の正面にあたる部分に畳より20センチほど上がった位置にあるのは、「風炉先窓(ふろさきまど)」です。
外側は、下地窓となっていて、内側は引き残しの紙貼り障子にします。
風炉先窓は、点前座の明るさの確保と、換気のために設けられます。

外から見た、風炉先窓。 下地窓になっていて、内部の下がり壁の下地窓と異なり、縦横に等間隔に1本・2本の葭が規則的に組まれています。


上の写真の、中央より少し左にある、上部が曲線になっている開口部は、給仕口(きゅうしぐち)。
右手にも写真では開いた状態ですが、建具があります。そちらは茶道口(さどうぐち)。

どちらも、亭主が客にサービスするために設けられる出入り口です。
大目畳の席では、このような2つの出入り口が設けられます。
その場合、全く同じものではなく、デザインを変えることで、空間に変化をもたらすことが好まれてきました。

茶道口が方形の開口に対し、給仕口は、写真のように火灯口(かとうぐち)という丸みを付けています。
この火灯口の丸みは、真円よりも楕円に近い方が良いとされています。
茶の流派による違いもあり、裏千家では深く、表千家では浅くするといいます。

北側の戸を開けていると、給仕口から白山が見えます。


給仕口の横の壁に上下互い違いにある開口は、「色紙窓(しきしまど)」です。
千利休を師とする、古田織部(ふるたおりべ)の創案とされています。
色紙窓とは、上下2段の窓で、2つの窓の中心がずれているのが特徴です。

こちらの色紙窓は、下地窓に片引きの紙貼り障子となっています。
色紙窓に合わせて、互い違いに竹を配したデザインがとても素敵でした。












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Posted by 谷野設計 at 15:54Comments(0)古民家探訪建具茶室

2016年07月27日

渡邊邸の茶室「孤月庵」に見る大目構

こんにちは☆

谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


茶室とは、茶事を行う部屋または建物のことを言います。
四畳半の大きさより大きいものを「広間」、それ以下のものを「小間」や「草庵風茶室」と呼びます。
四畳半の茶櫃は、どちらに入るの?となると、点前(てまえ)の際に台子(だいす)という棚物を使うかどうかで決まります。
台子を使う点前の場合は、広間。台子を使用しない場合は小間の扱いとなるそうです。


大(台)目構(だいめがまえ)。
大目構は、草庵風茶室を特徴づける茶室の内部の構成要素です。
千利休の晩年に積極的に用いられました。
極限まで切り詰められた茶室に、客と亭主を区切るパーティションの役割として、中柱と下がり壁があります。


(渡邊邸の茶室:孤月(こげつ)庵)

下がり壁には、畳から60~67センチほど上がった場所に引竹を設け、その下は吹き抜けとなっています。

点前座側には、2段の釣棚。中柱に袋釘を打つのも特徴です。

*袋釘(ふくろくぎ)というのは、茶入れ袋を掛けるために打った釘のことです。


写真を見ると、点前座側(写真の左側)と、客座側(写真の右側)では、土壁の下部の色が違います。
「腰張り(こしばり)」と言って、土壁を保護するために、和紙などを張った部分ですが、紺色の湊紙(みなとし)、白色の西の内紙を用いることが多いのですが、点前座と客座を区切る役目も持っているそうです。



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Posted by 谷野設計 at 17:37Comments(0)古民家探訪建築用語茶室

2016年07月26日

数寄屋(すきや)と数寄屋造りの違い

こんにちは☆
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


「数寄屋(すきや)」と「数奇屋造り」
今は、両方が混同されて使われることが多いですが、必ずしも同じものではないんです。


数寄屋(すきや)とは、古くは独立した茶室のことをいいます。
数寄屋の「数寄」は、昔、和歌や茶の世界に心を寄せ、執着することを言い、そのような方(数寄者)が好んで作った部屋(屋)のため、
「数寄屋」という名が付けられました。


「数寄屋造り」は、数寄屋の影響を受けて建てられた建物のことを言います。
贅を尽くした武家書院造に、数寄屋の侘び(わび)・寂び(さび)の要素を取り入れたもので、現代の料亭や割烹旅館、数寄屋風住宅がこれに当たります。

因みに、書院造の初期は、実用的で簡素な造りだったのですが、安土桃山時代以降、武家が権力を誇示するために豪華絢爛な造りに変わり「武家書院」と発展しました。


宮大工が寺社を専門の大工というのは知られていますが、数寄屋を専門の大工を「数寄屋大工」と呼びます。
数寄屋は、茶の知識も必要で専門でないとなかなか作れません。
現代は数寄屋大工も珍しくなりましたが、伝統文化と共に守っていきたい存在です。

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Posted by 谷野設計 at 12:24Comments(0)建築用語

2016年07月25日

渡邊邸敷地内神社の瓦文様調査2

こんにちは☆
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。

先日の瓦文様の記事の続きです☆

今日は、巴紋の特集☆

の前に、先日の記事にコメント頂いた「違い鷹の羽(ちがいたかのは)」の紋様のご紹介。

こちらも、前殿の屋根に見られました。

鷹の羽の紋様は、武家に好んで使用された紋様です。
鷹の俊敏で勇猛な性質にちなんで、また矢羽根として使われていたことからと思われます。
鷹の羽も、様々な形で家紋に残されています。

この写真の鷹の羽は、通常の鷹の羽と大きく異なるのが、筋の入り方と間隔です。
通常は、羽を3分割するように筋が2~3本入るのですが、こちらの紋様では等間隔に9本の筋が入っていました。
独特な紋様なので、もっと詳しく調べてみたいです。


さてさて、三つ巴紋について

上の写真は、三つ巴のみの紋様です。
下の写真と見比べてみてください☆
どこが違うか分かりますか?

こちらの三つ巴は、上のものと逆方向に渦を巻いています。
「左三つ巴紋」です。

渡邊邸の神社には、三つ巴と左三つ巴が混在していました。
通常は、混在することのないものです。


後殿の妻部分で見てみると、渦の向きが上部から
左 右 左 右 右 左 ・・ となっていました。

渦の向きだけでなく、三つ巴の周りを囲む「連珠紋」にも違いが。

同じく、上の写真で、連珠紋だけに注目してみると、上部から
13  12  13  12  16  13  となっています。
この妻部分に使われている左三つ巴の連珠紋の数は13でした。


他の場所でも連珠紋の数を見てみると、

写真向かって左から 
三つ巴の16連珠紋、 左三つ巴の8連珠紋


写真向かって左から
左三つ巴紋の11連珠、三つ巴紋の16連珠


上は、左三つ巴紋の12連珠

向かって左から
左三つ巴紋の13連珠、三つ巴紋16連珠


三つ巴が用いられた紋だけでも、沢山の種類があることが分かります☆

三つ巴紋や、連珠紋 自体はとても歴史が古いのですが、
その紋様の大きさや、巴尾という部分の長さ、連珠の数などが、時代によって変化しています。

瓦が部分的に葺き替えられながら残っている建物の場合は、色々な時代の瓦が混在しているので、面白いです。


ちなみに、ざっくり古いものと比較的新しいものとを比べると、
古いものは、連珠の数が多く、紋様の大きさが大きく、巴の線の長さが長い特徴があります。


引き続き、調査を続けます☆

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Posted by 谷野設計 at 16:49Comments(0)神社の探訪記古民家探訪屋根

2016年07月24日

庫裡の完成見学会と耐震勉強会

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。

お寺の庫裡(くり)の完成見学会と、耐震診断と改修の勉強会を行いました☆

良いお天気に恵まれ、絶好の見学会日和☆

ご来場いただいた方の中には、改修前の様子をご存知な方もいらっしゃり、
「こんな明るくなるんだ」
「風の通りが良くて、気持ちいいなあ~」と仰ってくださいました(*'ω'*)

改修後、奥様も同じことを仰っってとても喜んでくださいました。
嬉しい限りです。

勉強会では、耐震診断と改修について、熱心に耳を傾けてくださり、
「全然、判断基準が分からなかったから、聞けて良かった」とお声を頂きました。

まだまだ、分からないことが多く不安を抱えている方に、
もっと情報提供できるように、定期的な開催をしていこうと思います。


お越しいただいた皆様、見学会の場を提供してくださった徳勝寺の皆様
有難うございました。
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Posted by 谷野設計 at 18:00Comments(0)日々のあれこれ

2016年07月21日

渡邊邸の敷地内神社の瓦紋様調査

お読み頂き、有難うございます。

先日訪れた渡邊邸
敷地内にある神社の写真を見返してみたら、色々と興味深いので、再度訪問して拝見させて頂きました⭐️

先日訪れた時よりも、じっくり拝見すると、益々興味深い✨
今日は、神社の屋根に使われている瓦の紋様を幾つかピックアップしてご紹介します。


上の写真は、前殿の大棟の鬼瓦。
紋様は、「五三桐(ごさんきり)」

桐は、高貴さのシンボルで、皇室の権威として功労者に下賜される例が多くありました。
桐をモチーフにした紋は沢山あり、豊臣秀吉の用いた「太閤桐(たいこうきり)」もその一種です。

武士で五三桐を用いたことで有名なのは、尾張の織田氏、美濃の齋藤氏などです。
寺紋として使用しているのは、高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)。



こちらは、相の間の巴瓦。
亀甲に花角(はなかく)の紋様です。
亀甲は、亀の甲羅に似ていることから名付けられました。吉兆の意味合いがあります。
家紋と組み合わせて使われることがほとんどで、亀甲に花角の家紋を使用していた武士には
直江氏、東氏があります。

しかし、この亀甲の紋は、細い線が外側にあるのが、通常の亀甲紋と異なる部分です。



上の写真の右2つの巴瓦は、「左三つ巴」紋。
三つ巴紋と逆に渦を巻く紋様です。
京都北山の西園寺(さいおんじ)の家紋として有名で、公家が牛車につけた印が家紋に発展したことでも知られています。

屋根の上には、三つ巴紋が沢山使用されていますが、巴紋の周りに丸い突起が連なった連珠紋も様々でした。
次回は、巴紋のいくつかをご紹介します。
  


Posted by 谷野設計 at 18:40Comments(3)神社の探訪記古民家探訪屋根

2016年07月16日

庫裡の改修写真撮影と琵琶法師

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


寒川町のお寺の庫裡の完成写真の撮影をしました。



カメラマンさんが、様々な角度で、素敵な写真を撮ってくれました☆


ちょうど、お寺の本堂では行事が行われていて、
琵琶法師の方が語りをされていました。

先代住職のご厚意で、その様子も拝見させていただくことができました。

初めての琵琶法師の語り部。
とても神聖な感じがしました。
琵琶の音色が柔らかくて重厚で、何とも言えない心地よさでした。

お寺さんに出入りしていると、普段できない体験やお話をたくさん聞かせていただけるのでありがたいです(#^.^#)


お寺の庫裡の見学会のお知らせは、↓

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Posted by 谷野設計 at 17:00Comments(0)工事の様子日々のあれこれ

2016年07月15日

お寺の庫裡(くり)改修の完成見学会2016.7.24 開催

こんにちは☆
さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の
工事も頼める設計屋さん
谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。


伝統構法で建てられた築150年程のお寺の庫裡(くり)の改修が終わりました。

今回も、住職のご厚意で見学会を行わせていただけることになりました。

見学会と合わせて、
古民家(伝統構法)専門の「耐震診断」と改修についての勉強会も行います。



お寺の庫裡の完成見学会
2016.7.24(日) 10:00~16:00
徳勝寺様 @寒川町石田東

古民家(伝統構法)専門の耐震診断と改修 勉強会
2016.7.24(日) 13:30~14:00
       15:00~15:30
徳勝寺様 庫裡内にて







◎こんな方に
・古い家に住んでいるけど、耐震性が心配
・建物自体は古いけれど、一部改修や増築をした部分がある
・使わなくなった部屋や廊下がある
・冬場が寒い
・部屋が暗い
・玄関や部屋の段差が気になる
・湿気・カビが気になる



前回(2016.3.27)開催した見学会では、改修中だった部分も、完成した様子をご覧いただけます。
前回ご来場いただいた方は、是非before→after を見にいらしてください。

2016/01/14
お寺の庫裡の改修―三和土(たたき)
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2016/02/11
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こんにちは☆さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の学芸員・谷野友香です(^^)お読みいただき、有難うございます。改修工事中のお寺の庫裡(くり)部屋ごとの床の段差を直しました。天井の梁を見ていると、横で棟梁が「昔の棟梁の遊び心やなあ~」と一…

2016/02/24
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2016/02/26
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2016/02/29
同士鎌加工の貫(ぬき)-古建築の軸組に重要な構造材
こんにちは☆さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の学芸員・谷野友香です(^^)お読みいただき、有難うございます。改修中のさぬき市寒川のお寺の庫裡(くり)改修で、解体した土壁の中から出てきた「貫(ぬき)」貫(ぬき)とは、木造建築の柱の内部に貫穴を…

2016/03/02
敷居と鴨居の溝の幅寸法ー三七(さんしち)・四七(ししち)
こんにちは☆さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の学芸員・谷野友香です(^^)お読みいただき、有難うございます。改修工事中の寒川のお寺の庫裡(くり)は順調に工事が進んでいます(*^-^*)前回来た時には無かった和室の敷居が入っていました。鴨居は…

2016/03/09
格天井の為のノミを使った手作業のほぞ穴加工
こんにちは☆さぬき市の「古民家再生と築40年以上の木造専門」の工事も頼める設計屋さん谷野設計の学芸員・谷野友香です(^^)お読みいただき、有難うございます。 庫裡(くり)の改修工事中の寒川のお寺では、大工さんが木材に手作業で「ほぞ穴」の加工をしているところです。加工しているほぞ穴は、玄関…


2016/03/14
土間に陶板タイルを張り終えました―お寺庫裡改修の玄関
こんにちは☆谷野設計の谷野友香です。お読みいただき、有難うございます。さぬき市寒川町のお寺の庫裡の改修の模様です☆玄関の土間に陶板を張り終えました。一般の乾式のタイルではなく、湿式タイルという陶器のような質感を持った「陶板タイル」を使用しました。還元焼成という焼き方で仕上げてあるため…


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