2018年10月17日

この隙間、大丈夫なもの?危険なもの?

こんにちは☆
さぬき市谷野設計の谷野です(^^)
お読みいただき、有難うございます。



「納屋で気になることがあるんだけど、見に来てくれないか?」とのお電話。

ご住所を伺うと、車で5分程の神前のお宅。

早速、納屋を拝見に伺いました。
この隙間、大丈夫なもの?危険なもの?

納屋の梁(はり)が少しずれている気がして心配

とのご相談でした。

気になっているという梁を端から辿って見せていただくと、継ぎ手のない一本木!!ピカピカ
とても立派な木でした☆
この隙間、大丈夫なもの?危険なもの?
お伺いすると、70年程前に納屋を建てた際、お父様が親戚の山から木を譲ってもらい、運んできたとのこと。

小屋裏は、物置として使っているとのことで、小屋裏も拝見。
この隙間、大丈夫なもの?危険なもの?

どのくらいの重量がかかっているかと、そのバランスを確認しました。


ずれているのではないか?と不安を抱えていた梁。

木と土壁との間に隙間が出来ていました。

この隙間、拝見したところ、梁がズレて生じたものではなく、
木の乾燥による収縮と土壁の乾燥によって生じたものでした。


木材が見えていて土壁で作られている古い建物のこうした年月を経て出来る隙間は、
不安に思われる方も多いと思います。

それが、安全上問題のあるものなのかどうかの判断は、古い建物を沢山見ていないと難しいです。
もちろん、隙間がないに越したことはありませんが、安全性に重大な問題があるかどうかで、
改修の方法も規模も大きく変わってきます。

不必要に大規模な改修をしない為にも、また反対に必要な改修を見逃さない為にも、
気になると思ったことは、お気軽にご相談ください☆

************************
古民家再生と築40年以上の木造住宅改修・設計専門店
工事も頼める設計屋さん
㈲谷野設計
さぬき市大川町富田西2911-1
0879-43-6807
info@tanino-sekkei.co.jp


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